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雪人 YUKITO【Hunting.1 世間知らずな田舎者】ネタバレ感想

登場人物
梶 雪人(かじ ゆきと)⇒主人公。秋田から上京してきた。
藤田 杏(ふじた あん)⇒女子高生。18歳。
エリ⇒杏の友人。19歳。
宮本(みやもと)⇒新陽会組員。

あらすじ
ここは東京、新宿。
藤田 杏(ふじた あん)は透き通った氷のような目をした男が気になり見ていた。
エリはばったくりバーのカモにしようと提案する。
気が乗らない杏は今日はやめようと言う。
エリは何度もやっていて今さらいい子ぶるのか言う。
店長のバックに危険な組織がついていることはエリも杏も分かっている。
エリは騙されるほうが悪いのだと言い、杏もためらいがちに同意する。
エリは男子の人数が足りないので合コンに参加しないかと声を掛ける。
杏は会費は3千円で食べ放題、飲み放題で来てくれると助かると言う。
男は東北弁で梶 雪人(かじ ゆきと)と名乗り、店に行くことに同意する。
雪人たちは店につくと暗い店内の中、店長が出迎える。
杏は大抵のカモは店の様子に怪しむが、平気で入っていく雪人のことを気にしていた。
エリは考えすぎでただの世間知らずな田舎者だと答える。
席に座り、エリは3人の酒を注文し、タバコを吸い始める。
雪人は杏たちに年齢を尋ねる。
エリは19歳、杏は18歳だと答える。
雪人は未成年は酒もタバコもやったらダメだと身体によくないととがめる。
エリは先輩を見てくると言い外へ出る。
杏も続いてトイレに行くと言い外へ出る。
途中、店長からカモを誘い込んだアルバイト代を受け取る。
一方、独り残された雪人は店長からもう女の子は戻ってこないと伝えられる。
そして勘定の額を見てこんな大金は払えないと雪人は言った。
傍の従業員は壁をたたいて威嚇している。
雪人は田代組は知っているかと尋ねる。店長は田代組は知らない様子。
店長が払えないなら出るとこに出るしかないと言うと、雪人は出ましょうと応じる。
従業員が雪人の胸ぐらをつかむ。
雪人は手を払って倒す。
店長が酒の入った瓶を雪人に振り下ろす。
雪人は従業員を盾にして防ぐ。
従業員は瓶を頭に受け、悲鳴を上げる。
店長は割れた瓶で刺そうとするが雪人は受け流し、投げを決める。
雪人は店長の後ろに回り腕を極め、動きを封じる。
そして兄貴分のところへ行くように指示し、田代組のことを知っている人に会いたいと言う。
その時、宮本(みやもと)が現れ、何をやっているんだと一喝する。
雪人は宮本に田代組を探していると言う。
外に出ていた杏はエリに呼び止められる。
エリはキャバクラ嬢時代にカモにしていた危ない客に見つかりそうになり隠れていた。
杏はそのうち痛い目を見ると注意する。
そして杏とエリはアルバイト代を山分けするのだった。

感想
警察官だった父親が殺された事件を追うお話です。一見、少女漫画風ですが原作は小説『北の狩人』で、中身はハードボイルドです。読みやすくまとまっており、先が気になる展開で一気に読んでみたくなる漫画です。警察や反社会的勢力の事情など興味がある方はおすすめできます。ぜひ読んでみてほしいです。