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サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話【第1話 ヘッドハンティングは転生直後を狙え!】ネタバレ感想

登場人物
内村伝之助(うちむら でんのすけ)/ウチムラ⇒主人公。海外駐在していたサラリーマン。男性。
魔王⇒魔人と亜人の王。ウチムラを四天王にしようとする。男性。
ウルマンダー⇒魔王軍の四天王。豪炎の突撃士。女性。
シルフィード⇒魔王軍の四天王。烈嵐の魔導士。女性。
ゲーノーム⇒魔王軍の四天王。地殻の防壁士。男性。

あらすじ
魔王城にて。
玉座に座った魔王の前に四天王が控えている。
魔王は四天王のウルマンダー、シルフィード、ゲーノームの名を呼ぶ。
そして最後の四天王を魔法陣より召喚する。
魔法陣から現れたのは内村伝之助(うちむら でんのすけ)。
ウチムラはビジネスバック抱えながら状況を理解できず困惑していた。
海外左遷された異国でスクーターにひかれ気を失い、気が付くと魔王城に召喚されていた。
魔王はウチムラを日本でサラリーマンをしている時から働きぶりを見ており、魔王軍に加わるようにと勧誘する。
その後、ウチムラの職務経歴書を読み、元の世界の役員相当の好待遇を提示し、もし断るなら元の世界に戻ってもいいと伝えた。
ウチムラは魔王が自分を評価してくれていることに驚きつつも、日本の会社で評価されてこなかったことを思い出し、無能な自分には無理と断ろうとする。
魔王は裏方の働きに眼を向けない愚か者の戯言を聞くなと一喝する。
そしてウチムラをクズと決めるのはウチムラ自身でも元の上司でもなく、自分が必要だと思ったから呼んだのだと伝える。
ウチムラは元の世界に戻るか、魔王に仕えるかの選択を迫られる。
その時、ウルマンダーがウチムラに四天王が務まるとは思えず反対だと言う。
魔王はそれならば試験を課し、力を見極めてから登用しようと言う。
ウルマンダーは面白いと言い、自分が見極めてやるとウチムラに向かって必殺の蹴りを放つ。
魔王はウチムラとウルマンダーの間に入り、蹴りを受け止める。
そしてウルマンダーに早まりすぎだと注意する。
ウチムラは今の衝撃で気絶していた。
ウルマンダーはただの人間ようだと言うと、魔王はそうだと答える。
ウルマンダーは魔法も能力もない人間が四天王になるのは認められないと言う。
魔王は無能と判断するのは早急すぎると言い、ウチムラに起きるように促す。
ウチムラは今の蹴りを止めるのは無理と泣きながら訴える。
魔王は身体的能力は求めていないと言う。
そしてウチムラに前職で何に取り組んだと聞く。
ウチムラは海外赴任で異文化の交渉に取り組んだと答える。
魔王はそれならば相応しい試験を与えようと言う。

感想
仕事系異世界転生モノです。サラリーマンで培った知識と交渉力で異世界の難問を解決していきます。主人公が普通のサラリーマンなのでドロドロした展開はなく、サクっと読める所が良いですね。なるべく平和的に解決しようとする主人公に好感が持てます。絵も上手く読みやすいです。笑える所もたくさんあり楽しい作品です。ぜひ読んでみてください。